天見の山の中、谷合の道を東へ歩いていくと突然視界が開けます。田畑があり民家が建っています。島の谷というところです。何年か前にこのあたりを歩いている時に地元のおじいさんが道端で日向ぼっこをしているようでした。そのおじいさんに、なぜこの辺りの事を島の谷というのか聞きました。おじいさんは海の中にぽつんと島があるように、ここは山の中にぽつんと平地がある。島のような谷間なので島の谷というのだと話していました。その島の谷にはお地蔵さんが祀ってあるだろうと見に行きました。
↑ 地図で蟹井神社の東へ入る道があります。この道を東に行くと島の谷です。
↑ 天見駅から廃線跡の遊歩道を南へあるきます。写真の右側の道が遊歩道です。
↑ 蟹井神社のところを東へ入ります。
↑ しばらく行くと曲がり角、左側にお堂がありました。お地蔵さんだ・・・
↑ お堂です。中を見るとお社が祀ってあります。お地蔵さんではないようです。お参りをさせて頂きました。
↑ 島の谷の家々が見えてきました。おばあさんが道に出て家の庭にいる人と大きな声で話をしていました。そのおばあさんに島の谷にお地蔵さんが祀ってあるのかと聞きました。
お地蔵さんはないということでした。お地蔵さんは祀っていないと二三回、どうしてもお地蔵さんと言うのならあそこの倉庫の横の道を山の中に入れば・・・だけど危ないよ、といいます。私の恰好をみて無理だと言っているようです。おばあさんにお礼を言って、引き上げることにしました。
↑ 天見の駅の近くを歩きます。向こうに灯籠が見えます。ひょっとしてお地蔵さん・・・
↑ 灯籠だけが立っていました。その上は国道371
号線です。何の灯籠だろう・・。
↑ 引き返して371号線の「出会ノ辻」を渡ります。写真は「出会ノ辻」の交差点左右が371号線です。
↑ 渡って直ぐ、祠がありました。地図の○印のところです。お地蔵さんです。こんなところに・・。お参りをさせて頂きました。
↑ 中を見ることができないので、カメラをかざして格子の間から写真を撮らせていただきました。帰って写真を見ると・・この写真です。(113)のお地蔵さんにさせて頂きます。
この道は以前、何回か歩いています。しかし、ここにお地蔵さんが祀ってあるのを見ていなかったのか、記憶にありませんでした。前ばかり見て歩いていたのかなぁ。