歩こう 一歩づつ

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歩こう 連合井堰のあげ口

石川水系での最後のあげ口、連合井堰のあげ口を見に行きました。2日がかりでした。
日野の人が井路を歩いて見に行かなくても向こう岸からでも行けると言っていました。「せやけど道が分かりにくいし、道なき道やし、危ないしなぁ・・・」と言っていました。向こう岸とは府道河内長野かつらぎ線です。滝畑ダムから和歌山へつながっています。この道は狭い道で対向車が来ると上手く譲り合わないとすれ違えません。滝畑ダムに近づくと道路から川までは急斜面の深い谷になっています。四国へ歩きに行く計画を立てる時、毎回「歩行テスト」と称してこの道を通る20km程度の道を歩いていました。道の様子はだいたい見当がつきます。あの急斜面を下りるのか、どこから下りるのだろうと考えました。 1ヵ所不自然なところがあったように思います。谷の方に踏み後があるようにも見えた所、あの辺りなのだろうかと思いました。
1/2500の地図を見ました。川の中に堰が書いてありその近くへ下りる点線・徒歩道が書いてあります。とにかく徒歩道がわかるかどうか見に行ってみようと車で出掛けました。地図に徒歩道とある近くの道幅の広いところへ車を止めて見に行きました。ガードレールの継ぎ目が大きく開いていてそこに矢印が書いてあります。ところがガードレールの向こう側にネットフェンスのような柵がしてあります。その柵の端、岩との間に狭いですが隙間がありました。そこから入ります。確かに下へ降りる道があります。これに間違いないと思って下りて行きました。道らしいところに落ち葉が何層にも重なって落ちています。前日雨でしたので下の方が濡れています。滑ります。落ちていた木で落ち葉を除けながら下ります。何回か滑り落ちそうになりました。川のところまで下りました。ここまで分かれば十分、何の準備もしてきていないので、引き上げないといけないと思いながら、もうちょっと先まで見たいと河原へおりて上流へ歩きました。岩だらけの河原です。上流前方に堰堤が見えてきました。あげ口があるのは間違いありません。もうちょっともうちょっとと堰堤のところまで行きました。右側に樋があります。水路です。そちらへは川を越えないと行けません。川に入らないといけないのかとちょっと心配です。今日は引き上げて明日それなりの準備をして来ることにしようと引き上げました。あくる日、昨日は準備をして出かけました。長靴ではあの道を下るのは危険、足を痛めるかも分からない。と言ってもマムシが怖い。そこでウオーキングシューズを履いて長靴をリュックに入れて。足首には生ゴムのシートを巻きつけて行きました。長い竹の杖も持って。

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1/2500の地図です。黄色く塗ったところが徒歩道。ブルーに塗ったところが堰堤です。道路から川までの高低差は50mくらいです。

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ガードレールが少し開いています。両側に矢印があります。ここから入れ・・の感じです。
写真には写らなかったのですが、ネットフェンスがもう少し左側で無くなっています。↓


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ネットフェンスと少し高くなった岩との隙間から入ります。

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こんな道なら大丈夫です。

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V字型に曲がって下って行く道。こんなジグザグが何カ所かあります。枯葉を除けないと滑ります。

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河原へ下りる手前に水路のようなものがありました。かなり昔のもののようです。その水路のようなものには排水口もあったようです。↓

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これは排水口ではないでしょうか。この切り開いてある右側が河原です。

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下り坂の最後、河原に下りるところにロープが木にくくってありました。このロープに摑まって下ります。上流の方へ歩きます。

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川の向こう側。水路から水が落ちています。水路から放水しているようです。

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前方に堰堤が見えてきました。井堰のあげ口があるところです。

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堰堤の左側は崖です。崩れ落ちています。

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堰堤の右側に水路があります。川の水は昨日より少し少ないようにおもいました。昨日も水路から放水していたかなぁ。

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この二つの石のおかげで川に入らずに川を越えて水路の方へ来ることができました。

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水路にはかなりの水が流れています。この水を先ほどの放水口から川に戻しているのだとおもいます。理由はわかりません。

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遡って行くと石碑がありました。昭和51年10月に三郷水利組合が建てたもので、「寺池水利、野作水利、上原水利 連合堰揚水口」と書いてありました。

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石碑の近くにある大きな岩の下から水が流れてきています。

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岩の横に石碑があり「被岩」と書いてありました。写真では読みにくいですが。

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「被岩」を上流から見た写真です。

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「被岩」の上流、石を並べて井堰に水が流れるようにしてありました。

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あげ口から水路の下流の方を見に行ってみました。歩きやすい道がついています。しかしそれもほんの少し・・・↓

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道が谷に遮られます。その向こう側はどうなっているのか分かりません。道らしきものは見当たりませんでした。こんな所へ崖の上から岩が崩れ落ちてきていたらとても歩けないということがよく分かりました。

長靴を履くことなく。マムシにも見舞われずに連合井堰のあげ口を見ることができました。しかし、こんなところでもしものことがあればどうなるでしょう。誰も来ません。少々の声を出しても近くに人が居りません・・・。やはり二人で来るところのようです。
どこも井路、井堰は厳しいところに作ってあります。その昔手作業で作られた当時のご苦労がしのばれます。また今もその維持管理は本当にたいへんだろう思います。
by satoyoshiaki | 2013-04-10 16:52 | Comments(2)
Commented by しろやま at 2013-04-10 17:32 x
ついに連合井堰まで到達したのですね。
この道は高校生の頃に下りてかじか(蛙)の鳴き声を聞きに行ったことがあります。その後フェンスが張られたりしてもう通れないのかと思っていました。それにしても二回もよく上り下りしましたね。
文面からは私(65歳)より年長者と思っていましたがタフぶりには敬服します。
Commented by ともごん at 2013-04-11 09:57 x
うほほ~~~!!すごいところやね。画面から川の音が聞こえるようです。たしかに、1人では危なそうね。でも、何もなくてやれやれ・・・、といっても、慎重にではあるのでしょうが・・・・。携帯はつながるのかな?気をつけてね。